和紅茶とチーズのペアリングを考える和紅茶研究会チーズ茶会の第三回目を開催しました。
場所は、チーズ茶会の初回開催場所と同じ、世田谷区三軒茶屋の𝗚𝗿𝗶𝗹𝗹&𝗕𝗮𝗿 𝗕𝟮𝗕 𝗧𝗢𝗞𝗬𝗢を貸し切りでお借りして、12名の皆さまにお集まり頂きました。
参加者は一般の和紅茶好きの方はもちろんのこと、日本茶インストラクターや日本紅茶協会認定ティーインストラクターの方々、著名な紅茶専門店にお勤めの方など、非常に密度の濃いメンバーが集まりました。
(念のためですが、和紅茶が気になっているレベルの方でも存分に楽しんで頂けるイベントになっています。)
チーズの講師は「作る人と飲む人がつながるオンラインお茶会」主催者としてもおなじみのMC Cuboさんです。コロナ禍に始まったオンラインお茶会は、この2022年7月にはついに100回を超えるイベントとなりますます盛況です。
過去2回のチーズ茶会はどちらかというと無作為に合いそうなチーズと和紅茶をご提供してとにかく楽しむことを目的にしていました。今回はチーズ8種類に対してあらかじめ指定の7種類の和紅茶のどれがペアリングでマッチするかを皆さんにレポート頂く形をとりました。
チーズはMC Cuboさんセレクトの、ブリード那須、プチ グレ デュ ジェラ、スティルトン、ルクロン トラディション、シェーブルアッシュ、十勝モールウォッシュ・ラクレット、コンテ12ヵ月、ミモレット18ヵ月。
上記のチーズに合わせる紅茶は過去にTEA FOLKSでお届けした和紅茶をカテゴリー分けして、淡く繊細な味として月ヶ瀬健康茶園(やぶきた)、宮﨑茶房(たかちほ)、ボディが強い和紅茶として丸子紅茶(べにふうき)、益井園(かほり・香駿)、個性的な和紅茶として、岩永製茶園(岩永1号・在来)、カネロク松本園(燻製紅茶)、五ヶ瀬緑製茶(焙煎やまなみ)をご提供しました。
それぞれでどのチーズとどの和紅茶がマッチするかをレポート頂きました。チーズの味が増したのか、和紅茶がグンと美味しく感じられる組合せだったのか など、大変興味深い結果をレポート頂いたので、これから取りまとめていきたいと思います。
今後もチーズだけに限らず、様々な食材で和紅茶とのペアリングを実施し、和紅茶の食文化を深めることで、和紅茶への関心と消費の向上を図っていきたいと思います。
最後となりますが、ご参加頂いた皆さま、チーズセレクトから解説まで毎度楽しませて頂けるMC Cuboさん、てきぱきとお茶を淹れて片付けまできれいに済ませて頂けるティーインストラクター仲間の皆さま、本当にありがとうございます。
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